コロナ拡大、小池都知事は卑怯者

コロナ第2波の拡大が続いている。小池都知事は「7割は若者だという報告を受けている」と言っている。若者は軽症なので、医療機関がひっ迫することはない、だから心配ない、と言わんばかりである。重症者が急増してからでは手遅れである。

小池女史は、アラート発動などのための数値を廃止して、休業要請を避けている。卑怯である。夜の業界から政治献金を受け取っていることは容易に想像できる。もしかしたら、ホストクラブからホストを提供されたのだろうか。もちろん、これは下司のかんぐりである。ただ、このまま手をこまねいていて、感染者がさらに急増したら、かんぐられてもしたがないですよ。下司のかんぐりを封じるるために、夜の街に休業を要請していただきたい。

それにしても、若者はノー天気である。自分たちは感染しても軽症だから、とタカをくくっているフシがある。そういうバカ者が感染を拡大しているのである。バカ者でも重症になる可能性があるのだから、気をつけてもらいたい。

 

 

コロナで巣ごもりの方に薦めたぃ面白い小説 その1

コロナで巣ごもりの方に薦めたい、面白い小説を紹介します。騙されたと思って読んでみて下さい。ただ、ほとんどの本が絶版になています。アマゾンか「日本の古本屋」サイトで注文して下さい。 推薦にあたっては以下の5つの条件を基準にしました。

1 楽しく面白い小説 シリアスな話はごめんです。

2 スケールが大きい、一国又は国際的な政治、経済に関連する小説。密室殺人の謎解き、警察などの一組織の話、一都市での事件はつまらない。ただし、弁護士が主人公の話は例外。

3 知的好奇心を満たす小説。

4 主人公が魅力的な人物であること。

5 ユーモアがあること。

 

以上の5つの条件をすべて満たす小説はごく少ないです。ただ、1と2は必須の条件です。このことから、たとえば東野圭吾宮部みゆきの小説は薦めません。

お薦めの小説 その1

1 A. J. クイネル著「メッカを撃て」新潮文庫
 イギリスとアメリカの諜報機関が、マホメットの新しい預言者「マハディ」をでっちあげて中東のイスラム世界を支配しようと企てる話です。最後のどんでん返しに驚く。

声を出して笑ってしまうユーモアもあります。

2 ポール.アードマン著「ゼロクーポンを買い戻せ」新潮文庫

 1990年代の金融市場を舞台にした金融詐欺の話。デリバティブの話があるが、巻末に金融用語の解説がります。

3 J.C. ポロック著「略奪者」ハヤカワ文庫

 第二次世界大戦中にナチが略奪して行方不明になっていた絵画を探して取り返そうとするCIAの部員、モサドの女性部員とロシアの対外調査機関との戦いを描いた話です。

 

 

コロナ拡大の責任は無責任な政府と小池都知事にある

6月10日と11日の主な都府県のコロナ新規感染者は以下のように増加している。

      10日   11日     

全 国   351人 422人

東京都   224        243

神奈川県        25           32

埼玉県   22           44

千葉県    22         12

大阪府   30          22

絶対数は少ないが、ゼロの日が多かった大阪府が増加しているのが怖い。

10日にやむを得ない用件で都内に行った。日中の山手線と地下鉄には

かなり乗客がいて、不要不急の外出とおぼしき若い人が少なからずいた。

このままだとさらに感染者'が増加するだろう。

都内の感染者が2日続けて200人を超えたのに、政府はイベント開催の条件を

緩和するという。都の関係者には軽症の若者が多いからまだ安心だと言わん

ばかりの発言をするノー天気な人がいる。

ここまで増加した責任は無責任な政府と小池都知事にある。

緊急事態宣言とまでは言わないまでも、都はアラート宣言又はステップ1に

戻すべきである。

 それをしない裏には関係業界からの政治献金があるでろうことは容易に想像がつく。

 メディアもメディアである。某紙の社説は「ブラジルはコロナ対策を」だった。

よその国のことより、自国のことを心配していただきたい。

2~3週間後には1日の新規感染者が1,000人を超える可能性がある。

我が身の安全をむ考えて、おとなしくしていよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶対に手を出してはいけない投資 その1 FX取引

 絶対に手を出してはいけない投資のワースト1はFX取引です。FX取引についての説明は省略しますが、FX取による損益は将来の円相場いかんによって決まります。将来の円相場を科学的に予測することは不可能です。

 ケインズは「雇用、利子及び貨幣の一般理論」に対する批判に応えた論文の中で「可能性がある」と「不確実」を明確に区別して、次のように説明しています。「ルーレットゲームは不確実性の対象ではない(引用者注:確率を科学的に計算することができる)。「不確実」な意味は、今から20年後の銅の価格や利子率、新しい発明の陳腐化などを指している。これらすべての事柄について、何らかの確率を計算するための科学的根拠は存在しない。我々にはまったく分からいのである。」ケインズは、天候は中程度の不確実である、と書いていますが、将来の天候はまさに不確実です。「明日をどこまで計算できるか?」とう本に次の記述があります。「天気予報の第一歩は初期条件を設定すること、つまり、今日の天気の気温、気圧、風向・風速、湿度などの基本的変数を測定することだ。予報のためのモデルの変数の合計数は1,000万個の規模になる。誰もこのモデルを自分のコンピーターで動かしたくはないだろう。」

 FX取引を勧めている人やお金の学校を信用してはいけません。その人達に「あなたはFX取引でいくら儲けましたか」と質問したらどうですか。彼らはFX取引には手を出していないでしょう。手を出したとしても、常に儲けている人はいないはずです。そんな奇跡的な幸運が続くはずがありません。

 10年以上前のことです。主婦がFX取引で1億円単位の儲けがあったのに、所得税を申告していなかった、という新聞記事がありました。それを読んで「FX取引は儲かりそうだから、やってみよう」と思った人がいたことでしょう。でも、ちょっと待って下さい。そんなに儲かったことは単に幸運だったにすぎません。なまじ儲かったからFX取引を続けていたら、いずれ損をして、申告漏れを指摘された頃には自己破産していたことでしょう。

 

 

 

 

銀行は生保の代理店である

 前回の記事で、銀行の本支店約100店舗の資産運用カウンターで相談したことを書きました。その具体的な話を書きます。

 某メガバンクの某支店では行員が胸に「保険」と書いたバッチをつけていました。銀行は生保の代理店なのです。ですから、生保から仲介手数料を受け取っています。ビジネスですから当然のことで、そのこと自体は悪いことではありません。問題は、商品によって手数料率が違うことです。だから、銀行は手数料率が高い商品を勧めます。三菱UFJ銀行の本店営業部で、いくつかの外貨建て保険商品の手数料率を教えてもらいました(こういうことは顧客には教えたくないことでしょうが、それを教えてくれたことに同行の見識を感じました)。商品によってかなり違います。手数料率が高い商品は保険会社にとってウマミがある商品です。それは顧客取っては不利な商品かリスクが高い商品です。具体的には;

 こういう相談をしました。「定年後である程度まとまったお金があります。どんな投資がお勧めですか。」ほぼ100%の女性が一時払いの終身保険を勧めました。日本は低金利なので、外貨建ての保険ということになります。円相場は変動するので、外貨建ての保険は顧客なにとってリスクが高い商品です(保険会社は外貨で運用しているので、リスクはありません)。顧客は保険料を円で払って外貨に両替してもらいます。のさいに両替手数料をとられます。なお、これは2,3年前のことで、現在は生保は外貨建ての商品には消極的なようです。

 

 

 

銀行の資産運用相談の実態

 筆者は、4年間にわたってメガバンク、大手銀行と地方銀行の本支店約110店舗の資産運用相談カウンターで話を聞きました。最初の数店舗では20分~30分間話を聞きましたが、後は数分間ですませました。1日に数店舗回ったこともあります。担当者はいずれも女性です。その結果、彼女たちのレベルの低さに驚きました(数分間話をすれば相手の知的レベルは大体検討がつきます)。ある人に「銀行の窓口の女性に能力を要求することはないものねだりだ」と言われました。もちろん、優秀な女性もいましたが、三菱UFJ、三井住友、みずほ、千葉銀行、各1人、計4人にすぎません。

 能力はともかくとして、なによりも問題なのは、ほぼ全員が顧客の利益より銀行の利益を優先したことです。なぜそういうことになるのか。次回以後に説明します。

 

絶対に手を出してはいけない投資 その2

絶対に手を出してしてはいけない投資ワースト2

商品先物取引と株の信用取引

 商品先物取引の対象になる商品は、金、白金、銀、米、トウモロコシ等です。先物取引についての説明は省略します。この取引の損益は将来の金等の相場いかんによって決まります。前回のFX取引で説明したように、これらの将来の価格を科学的な根拠によって予測することは不可能です。つまり「不確実」なことです。「不確実」な投資には絶対の手を出してはいけません。

 株式投資自体は避けるべき投資ではありません。ただ、信用取引には絶対に手を出してはいけません。これは先物取引です将来の株価は「不確実」です。以前、証券会社の人から「信用取引の顧客は3年間で入れ替わる」という話を聞きました。つまり、信用取引をしている顧客は3年の間に損をして撤退する、ということです。こんな取引は絶対に避けるべきです。